鈑金・塗装
鈑金・塗装
近年の自動車ボディーには、従来の鋼板に比べて 軽くて強い"高張力鋼板"という鉄材が使われるようになってきました。
この"高張力鋼板" 一度変形すると簡単には元に戻りません。
お客様がいつも見ておられる 自動車の外観部を外板パネル、外から見えていない骨格部分を内板骨格(フレーム)、その他 補強部位等 自動車は様々な部品で構成されています。
それを元の形状に復元することが鈑金修理です。修理する部位や鉄板の種類・厚みによって修理方法が異なり、高度な技術と経験が要求されます。
当社の鈑金作業は、熟練職人の手作業による叩き出しから専用工具を用いた鈑金工法、
内板骨格を修理する際にはフレーム修正機を用いて、どんな部位でも復元いたします。
匠の技術をご体感下さい。
マツダRX-8が入庫しました
左リヤフェンダー、リヤバンパーが損傷しています
トランク内の内張りを取外し裏側から鈑金しています
スタッド溶接による高熱で鉄板の裏側が焼けないよう、ハンダ溶接による低温鈑金で歪んだパネルを鈑金しています
新品のバンパーを仮合せしながらパテで形を形成しています
鈑金工程はここまで。ここからは塗装の工程に写ります
パテによる形成が終わり次は下地塗装です
ブルーの3コートパールは超低隠蔽性塗色と言い、色の染まりが悪いため、サフェーサーのあと、
ベース塗料の青色に近い青とサフェーサーを混ぜた下地塗装が必要となります